大阪城梅林の花図鑑(01)「あ」 ~ 「こ」

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大阪城梅林の花図鑑(01) 「あ」 ~ 「こ」 *26種

akebonoshidare.jpg曙枝垂れ(あけぼのしだれ)
 開花時期:2月上旬~3月中旬 色:淡紅花 大きさ:大、一重咲き
 柔らかな薄紅色の花弁がとても優しい印象を与える一重咲きの枝垂れ梅。
見やすい場所にあり人気も高い。


asahituru.jpg旭鶴(あさひつる)
 野梅性一重開花時期:2月上旬~2月下旬色:白花の大きさ:中、一重咲き
 梅の品種名には月が使われることが多く、それらは全て白花である。太陽はあまり使われず、「旭鶴」、「曙」、「日月」、「入陽の海」くらいのものだが、「旭鶴」の他は全て紅花となっている。


asahibotan.jpg旭牡丹(あさひぼたん)
 難波性、八重開花時期:2月上旬~3月上旬色:淡紅花の大きさ:大
 肌色を思わせる薄紅色の大輪で、咲き揃った頃は柔らかな雰囲気が辺りを包み込む・・・といって良いくらいに艶やかで色っぽい花。梅林内には1本しかないのが惜しまれる。


azusayumi.jpg梓弓(あずさゆみ)
 野梅性、一重開花時期:1月中旬~2月上旬色:移り白花の大きさ:中
 梓弓は「射る」、「引く」、「帰る」、「立つ」など多くの言葉に係わる枕詞である。その「張る」を、満開になると花弁が少し反り返る特性と「春」にかけて、早春の花の意味とを併せ持たせたものと考えられている。


azumanishiki2.jpg東錦(あずまにしき)
 錦性、八重開花時期:2月下旬~3月下旬色:淡紅花の大きさ:中
 新梢の全部、または大部分の緑が抜けて黄色を呈するものを錦性と呼ぶ。大阪城梅林の東錦には咲き分け、絞りもふんだんに見られるが、木によって出方が大きく異なっている


ikuyonezame_2.jpg幾夜寝覚(いくよねざめ)
 開花時期:2月上旬~3月中旬 色:淡紅花 大きさ:大、一重咲き
 柔らかな薄紅色の花弁がとても優しい印象を与える一重咲きの枝垂れ梅。
見やすい場所にあり人気も高い。


ukibotan.jpg浮牡丹(うきぼたん)
 難波性、八重開花時期:2月上旬~3月中旬色:淡紅花の大きさ:中大
 早咲きの頃の風景を代表する1本。牡丹に喩えられる花の中では比較的軽やかな印象がある。


unkinshusha.jpg雲錦朱砂(うんきんしゅしゃ)
 開花時期:1月中旬~2月中旬 色:淡紅花の大きさ:大 八重咲き
 2004年に中国で買い付けら得た新種の一つ。まだほとんど花のない梅林内でひときわ目を引く早咲きの美しい花。


oushuku_2.jpg鶯宿(おうしゅく)
 野梅性、一重開花時期:1月中旬~2月中旬色:淡紅花の大きさ:中
 鶯宿という品種は一つではない。この写真の鶯宿は本来は実梅であるが、花の観賞が主目的、ついでに果実もという使われ方で庭木に多用されている。本来の花梅の鶯宿は白花である。


011.jpg大盃(おおさかずき)
 紅梅性、一重開花時期:1月上旬~2月中旬色:濃紅花の大きさ:大
 開花期の遅い紅梅性にしては珍しい早咲き。満開時、花弁が内側にそり、それが盃を思わせたのではないかと言われる。


oomonato.jpg大湊(おおみなと)
 一重開花時期:2月上旬~2月下旬色:濃紅花の大きさ:大
 2007年に登場したニューフェイス。詳しいデータは今のところ不明です。


20060313_02.jpg思いのまま(おもいのまま)
 開花時期:2月下旬~3月中旬色:白紅、咲き分け花の大きさ:中
 咲き分け、絞りともによく出るが、その変化を制御しにくいところから命名されたという。華やかな印象があり、人気の高い花の一つ。


kagoshimakou.jpg鹿児島紅(かごしまこう)
 開花時期:1月下旬~3月上旬色:濃紅花の大きさ:中
 濃い緋色が印象的な八重咲きの中輪で花弁に波がないので平たく見える。数年前までこの梅林では「唐梅」の名前で呼ばれていた。


kasugano_2.jpg春日野(かすがの)
 野梅性、八重咲き 開花時期:2月中旬~3月中旬 色:弁離れ爪紅花の大きさ:中
 咲き分け、絞りがふんだんに出る華やかな花。ちなみに、咲き分けは1本の木に赤い花と白い花の両方が咲くことを、絞りとは花色が一様ではなく、いわば縞模様の花のことを言う。


005_2.jpg華農玉蝶(かのうぎょくちょう)
 台閣、八重咲き開花時期:2月下旬~3月下旬色:白花の大きさ:中

原産地の中国では“華農”とは花実兼用、“玉蝶”とは白花八重の意味があるという。また、この品種は花の中央部に小さな花が咲き、それを「台閣」と呼ぶ。梅林内でも人気の高い花の一つ。ただし、きれいな台閣はなかなか見られない。


kankoubai.jpg寒紅(かんこう)
 野梅性、八重咲き 開花時期:12月中旬~1月下旬 色:濃紅 花の大きさ:中

通常は年末あたりからほころびが始まる観梅シーズンの幕開けを告げる花の一つ。「大阪城の梅花」の鈴木登氏の解説によれば一重咲きの「寒紅」があるので本来は「八重寒紅」とすべきであるとのこと。


gyokuken_2.jpg玉拳(ぎょくけん)
 難波性、八重咲き 開花時期:2月下旬~3月下旬 色:紅 花の大きさ:中

蕾は正に握り拳の形である。咲き始めるとすぐ蕾のあたまが開いて中の葯が見られるようになるが、これを中国では有孔と呼ぶ。咲き揃った頃のボリューム感はひときわ目を引くこともあり、この花の前は記念撮影の人たちで賑わう。


012.jpg玉光枝垂れ(ぎょっこうしだれ)
 枝垂れ、一重 開花時期:2月上旬 色:本紅 花の大きさ:中

透明感のあるワインレッドの花弁が美しい。ただ、枝振りが枝垂れっぽくない(?)木が数本ある。


kinjishi_2.jpg金獅子(きんじし)
 青軸性、一重咲き 開花時期:1月中旬~2月上旬 色:青白 花の大きさ:中

金獅子の名は、節間が石化する独特の枝振りを唐獅子の頭髪に見立てて命名されたもの。


kurokumo_2.jpg黒雲(くろくも)
 八重咲き開花時期:1月中旬~2月下旬色:本紅花の大きさ:中

2006年からのニューフェイス。深い紅色の花弁が印象的。かなりの早咲きである。


kagoshimakou.jpg鹿児島紅(かごしまこう)
 開花時期:1月下旬~3月上旬 色:濃紅 花の大きさ:中
 濃い緋色が印象的な八重咲きの中輪で花弁に波がないので平たく見える。数年前までこの梅林では「唐梅」の名前で呼ばれていた。


kuroda_2.jpg黒田錦(くろだにしき)
 豊後性、八重咲き 開花時期:3月上旬~3月下旬 色:淡紅 花の大きさ:大

銘板には「黒田錦」と書かれているが、今のところ錦性の枝の発生は見られない。この花が開き始めると、そろそろ梅花のシーズンも終わりが近いことを予見させる、梅林内ではもっとも遅咲きの部類に属する花の一つでもある。


20070215_13.jpg見驚(けんきょう)
 野梅性、八重咲き 開花時期:2月上旬~3月中旬 色:淡紅 花の大きさ:大

見てびっくり・・・鈴木登氏によると、この花が作られた江戸時代では飛びぬけた水準だったことによるのではないかとされる。


kougyokushidare_2.jpg紅玉枝垂れ(こうぎょくしだれ)
 枝垂れ、八重咲き 開花時期:1月中旬~2月下旬 色:淡紅 花の大きさ:中
 優しいピンクが目を引く八重咲きの枝垂れ梅。


koushuukoume.jpg甲州小梅(こうしゅうこうめ)
 甲斐の国(山梨県)で選抜された小梅の優良品種という意味。


kouten.jpg香篆(こうてん)
 野梅性、八重咲き開花時期:1月上旬~2月上旬色:移り白花の大きさ:中
 クネクネと曲がりくねった枝振りが目を引く。冬至、寒紅に続く梅花の訪れを告げる花のひとつでもある。