ルミナリエ攻略法


ルミナリエ攻略法

*** いつ行っても混んでいるわけではないのです! ***

 ルミナリエと聞くと、まず殺人的な混雑が頭に浮かぶ人が多いのではないでしょうか。確かに毎年500万人もの人が繰り出す大イベントであるわけで、ある程度の混雑は覚悟してのぞむ必要があると思います。しかし、この混雑には一定の規則性があり、そのツボを心得ておきさえすればかなり楽に見て回る事が出来るのもまた事実なのです。ここでは快適、そして安全にルミナリエを見て回るためのアドバイスをいくつか述べてみたいと思います。


*重要:ここでの内容は管理人の個人的経験によるものであり毎年同じ状況になるという保証はできません。よって、その時々の状況に応じて臨機応変に判断し、自分自身の責任において行動することを第一に心がけてください。ここに記された内容に従った事で不都合が起きたとしても責任は一切とれませんし、また謝罪も致しません。

【 まず最初に結論から】

 1)二週間の期間中、なるべく早い時期に行く。出来れば前半の一週間に!
 2)休日よりも平日
 3)点灯時間前後には近づかない。
 ルミナリエを快適に見るためのポイントはとにもかくにも、この三点!以下、それぞれの内容について述べてみることにしましょう。

【 基本事項 】

 ルミナリエを快適に見たいなら2週間の期間中、できるだけ早い時期に行くこと!史上最高の人出を記録した2004年度終盤の限界を超えた混雑から警備上の安全性が問題となり、2005年度からクリスマス期間中の点灯が行われない事になりましたが、やはり期間中盤から終盤にかけてうなぎ登りに人出が増えていくのはこの種のイベントの常。これだけは今後とも変わる事はないでしょう。
 また、当然の事ながら多くの家族連れが押しかける週末よりも、絶対に人出の少ない平日をお勧めします。期間前半の平日であれば点灯後、1、2時間経てばかなり快適な状態で見て歩く事が出来る事が出来るはずです。ちなみに、初日が金曜日となった2005年度の来場者数を公式サイトでチェックすると(現在は消されています)、最も人出が少なかったのは、やはり開始後初の月曜日となっていました。

【一番のポイント~ルミナリエ混雑のメカニズムを知る】

点灯シーンを見るつもりが無いなら絶対に点灯時間前後には行かない事。ポイントはこれに尽きると思います。ルミナリエで一番人気が高いのは何と言っても点灯の瞬間。その前後には大丸前からガレリア中程にかけては身動きできない程の人で埋め尽くされる事になるのですが、当然その人達は点灯するまで絶対に前に進む事はないし、また点灯が始まってもしばらくの間はフロントーネやガレリアを楽しみながら写真の一枚でも撮りたいというのが人情というもの。よって、点灯時間を過ぎてもしばらくは、この人混みは決して前に向かって動き出す事はないのです。それに加えて一般の見物客が一番多くやって来るのも点灯時間前後の時間帯に集中するため、全く進むことのない行列がどんどんと迂回路を埋め尽くしていく・・・これがルミナリエ混雑のメカニズムです。恐らくルミナリエを見に行って大変な混雑にウンザリしたという経験をお持ちのほとんどの方はこの時間帯にやって来られたのではないでしょうか。

 それらの事を考慮すると出かけるのにベストな時間帯は開始時点での人混みが一通り流れる点灯から2時間以上が過ぎたあたり。もし、点灯時間前後に元町に着きそうな場合は少し離れた三宮かハーバーランド周辺で食事でもしてから会場へ向かった方が絶対に有意義な時間を過ごす事が出来ると思います(この時期の南京町は、やはり大混雑となるので避けた方が賢明です。また、混雑の度合いが尋常ではない土日&祝日はこの限りではない事をご承知おき下さい)

 ちなみに例年のパターンで言えば開幕後一週間あたりまでの平日なら午後8時半を過ぎたあたりで迂回路は解除され、元町駅から直接ガレリアの立ち並ぶ仲町通りへ向かう事が出来るようになっています。もっとも、その時間帯にはフロントーネを抜けると人の数はかなり減ってしまうので、かえって気分的に盛り上がらなくなってしまうかもしれませんが・・・(^_^;)

 また、お奨めできるかどうかは別として雨の日は人出が極端に減るので穴場と言えるかもしれません。開催期間が14日間だった2005年までのデータで2002年と2000年の総来場者数が500万人を割り込んでいるのは終盤間際の休日に雨が降ったためです。

【それでも見たい点灯シーン】

 とは言ってみても、やはりルミナリエで一番感動的なのは点灯の瞬間!!一度これを見てしまうと次の年も多少の無理をしてでも絶対に見たくなってしまうというくらいに本当に感動的な一瞬です。
 点灯数分前から児童合唱団による『しあわせ運べるように』(この曲が終わると会場が何故か笑い声に包まれるのは毎年の光景・・・体験された方なら分かるはず)、そして公式サイトでおなじみのルミナリエのテーマ曲が流れ鐘の連打に合わせてフロントーネ、数回に分けてガレリア、そして東遊園地内のスパッリエーラと順を追って点灯してゆくのですが、この数秒間は会場周辺が怒濤のような歓声に包まれる一瞬でもあります。(←ムービー見てね)

 全ての点灯シーンを見たいなら東遊園地西端入り口横の高台しかないのですが、ただ、感激度はフロントーネ前で見る方が遙かに上です。しかし、それだけに三井住友銀行前あたりは人気も高く午前中から場所取りをする人も多いなど良い場所をキープするためにはかなりの体力と気力が絶対に必要です。

 防寒対策はもちろんですが、仲町通りに交通規制が引かれた後は一度動くと同じ場所に戻る事は絶対に不可能となるのでトイレの準備もお忘れ無く。 また混雑の度合いによって点灯時間は前倒しされる事が多く、土日あたりはまだ日も暮れきっていない午後5時あたりに点灯されることが多いのでご注意ください。

【それなりに感動的~消灯シーン】

消灯時には消灯予定時間ぴったりにルミナリエのテーマ曲が流れ始め、エンディングの鐘の音が鳴り終わると全ての照明が一斉に落とされます。なお、消灯されると同時に仲町通りの交通規制は解除され車の通行が始まるため、警察や警備員の指示に従ってすみやかに歩道へ上がるようにしてください。

【おすすめビュースポット】

東遊園地北隣の神戸市役所23F展望ロビーは毎年ルミナリエ点灯時間中、無料開放されています。ルミナリエ会場をはじめメリケン波止場など神戸の夜景は絶品ですのでルミナリエ見物の際には是非立ち寄ってみてください。それなりに混雑しますが高速エレベーター数基がフル稼働でピストン輸送してくれるので意外と上り下りには苦労しないと思います。

【写真を撮る場合の注意点】

 ルミナリエの撮影は意外と難しくありません。ルミナリエ自体、かなりの光量を持つ被写体であり、それほどシャッタースピードを落とさなくても十分撮影できるのでカメラをしっかりホールドする事を心がければ三脚なしのコンパクトデジカメでも十分きれいな写真を撮る事が出来ると思います。ただ、以下の三点には気をつけてください。

1)スナップ写真以外はフラッシュは使わない
 ルミナリエに向かってフラッシュを焚くのは全く意味はありません。フラッシュ光はまず届きませんし、届いたとしてもルミナリエの輝きを消してしまうだけの結果になってしまいます。フラッシュを使うのは人物を中心に据えたスナップ写真の時だけにしましょう。

2)ホワイトバランスは必ずオート以外で!
 ホワイトバランスをオートのままで撮影すると、カメラの特性上、電飾の色に補正がかかるためルミナリエの色が飛んで白っぽい写真になります。実際の色目に近い出方になるようにホワイトバランスのモードを「晴天」(←一番のお勧めです)、「曇天」など使い分けてモニターで確認しながら撮影すればといいと思います。

3)測光ポイントを上手に使う
 デジカメのCCDは人間の眼ほどに広い帯域を表現できません。ルミナリエのように明暗差の激しい状況ではオートで撮るとカメラは画面全体の情景の階調を残すことに主眼をおいて描写することになるため、ルミナリエの電飾部分は大抵、白飛びしてしまうと思います。写したい部分の階調をきちんと表現するにはカメラの測光モード&ポイントを上手に活用しましょう。しっかりと表現したい部分に測光ポイントを合わせ、モニターで確認しながら撮影すれば、それでOKです。